AIを業務に入れると、いくらかかるのか。問い合わせ1万件で約37ドルという例

公開日: 2026-09-15 / 対象: AIを業務に入れることを考えているが、費用の桁が分からない中小企業の経営者・管理部門

提供元の価格表に、問い合わせ1万件をさばいて約37ドルという計算例が載っている。価格は使ったぶんだけで、モデルによって5倍の差がある。月額いくらの世界ではない。

1万件で約37ドル、という計算例が載っている

価格表のページに、こういう例が書かれています。問い合わせ1万件を処理する場合。1件あたりの平均が約3,700トークン。Claude Haiku 4.5(入力 $1/100万トークン、出力 $5/100万トークン)を使うと、合計で約 $37.00 / 1万件。

1件あたり 0.0037ドルです。人が1件に5分かけているなら、その5分を丸ごと置き換えられるという話ではありません。ただ、費用の桁がどのあたりかは、この1つの例で分かります。月額いくらのソフトを買う話ではなく、使ったぶんだけ払う形です。

「トークン」は文章の長さの単位です。同じページに、英語でおよそ1トークン=4文字、0.75語と書かれています。日本語はこれより多くかかります。

モデルは3段あって、値段が5倍違う

同じページの価格表から、現行の3つを並べるとこうなります。入力と出力は別料金で、どちらも100万トークンあたりです。

Claude Haiku 4.5 — 入力 $1、出力 $5。Claude Sonnet 5 — 入力 $2、出力 $10。Claude Opus 5 — 入力 $5、出力 $25。いちばん安いものといちばん高いもので5倍です。

どれを使うかの目安も、同じページに書かれています。「Choose Haiku for simple tasks, Sonnet for most production workloads, and Opus for the most complex reasoning」——単純な作業は Haiku、ふだんの業務は Sonnet、いちばん難しい推論は Opus。

つまり、全部をいちばん高いモデルでやる必要はない、と提供元自身が書いているということです。業務を1つに絞って測ると決めたとき、どの段で足りるかも一緒に決められます。

安くする方法が2つ、値段表の中に書いてある

1つ目はプロンプトキャッシュ。毎回同じ長い指示や資料を送っているなら、2回目以降は入力価格の0.1倍で読み出せます。書き込みは1.25倍(5分間有効)または2倍(1時間有効)なので、5分のほうは1回読み出せば元が取れる、と書かれています。

2つ目はバッチ処理。すぐに答えが要らない仕事をまとめて出すと、入力も出力も50%引きになります。夜のうちに1日ぶんをまとめて処理する、といった使い方です。

どちらも、業務の形が決まっていないと効きません。毎回ばらばらの指示を送っていれば、キャッシュに入るものがない。急ぎかどうかを分けていなければ、バッチに回せるものがない。

この記事で確かめていないこと

これは1社の価格表です。他社の価格とは比べていません。安いところがほかにあるかもしれないし、同じ値段でも結果が違うかもしれない。比べていないので、どこが得かは書きません。

それから、この値段はAPIを直接使う場合のものです。出来合いのサービスを契約する場合は、その会社の値付けになります。

根拠

次の行動

同じ方に向けて、もう1本あります

1つの作業を教えていただければ、測る対象を一緒に決めます。3営業日以内に返信します。

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