高いモデルに全部やらせない。2つ組ませて費用を36〜39%下げた実測
Devin を作っている Cognition が、計画役と実行役に別のモデルを割り当てる仕組みを公開した。スコアはほぼ同じまま、費用は $12.36 → $7.90(36%減)。安くなる理由は、2体が会話全体を渡し合わないこと。
地方の中小企業へ
御社の業務を1つ選び、いま何分かかっているかを測ります。任せられる範囲と、人が確認する箇所を切り分けるまでが、最初の仕事です。
1つの作業を教えていただければ、測る対象を一緒に決めます。3営業日以内に返信します。
AIに任せられるのは、手順が決まっている部分だけです。何を優先するか、例外をどう扱うか、この内容で送っていいか——判断は人に残ります。
その線をどこに引くかが、最初の仕事です。切り分けないまま任せることはしませんし、切り分けた結果を文書にしてお渡しします。
AIを入れる前に、業務を1つ選んで、いまの流れをそのまま書き出します。たとえば問い合わせへの返信。同じことが、履歴を探す、問い合わせを整理する、報告書や見積の下書きをつくる、といった作業でも起きています。
決まっている部分と、人が判断する部分は同じではありません。その線を引くのが診断です。
業務1つについて、この一枚が残ります。どこまでをAIに任せ、どこを人が確かめ、何の数字で判断するかが、工程ごとに書いてあります。
| 工程 | AIに任せる | 人が確かめる | 測る数字 |
|---|---|---|---|
| 問い合わせを読む | 要点と種別の下書き | 種別が合っているか | — |
| 似た案件を探す | 候補を3件出す | 使う1件を選ぶ | 探すのにかかる分数 |
| 条件を確かめる | 該当箇所の抜き出し | 金額と納期の正誤 | 差し戻しの回数 |
| 文面を書く | 下書き | 送る前の全文 | 1件あたりの分数 |
| 送る | — | 送信の操作 | — |
上は記入例です。実績のある業務ではありません。中身は御社の業務で埋めます。測る数字は開始前と後の2回とり、中止の条件も始める前に決めます。
AI Workflow Sprint とは、業務を1つ選び、いま何分かかっているかを測り、小さく試して、続けるか・やめるかを決めるまでのやり方です。測らずに導入を決めません。中止の条件を決めずに始めません。頼めるのは2つ——業務を1つ診断すること(初回診断 50,000円)と、決めた範囲を実際の業務に入れること(内容に応じて個別見積)。
開始条件、入力、作業手順、成果物、月の件数、担当人数、確認者を伺います。
出るもの: 業務の流れと現在の負担
頻度、所要時間、情報の扱い、失敗時の影響を比べ、試す範囲と中止条件を決めます。
出るもの: 試行対象と人の確認箇所
作業時間、修正回数、処理件数、間違いを開始前後で比べ、続ける、変える、止めるを判断します。
出るもの: 小規模な試行案と測定項目
初回診断 50,000円 — 診断範囲を確認してから確定します。そのあとの導入支援は、内容に応じて個別見積です。成果の保証はしません。
提供元が公開している数字から読めること
Devin を作っている Cognition が、計画役と実行役に別のモデルを割り当てる仕組みを公開した。スコアはほぼ同じまま、費用は $12.36 → $7.90(36%減)。安くなる理由は、2体が会話全体を渡し合わないこと。
提供元の価格表に、問い合わせ1万件をさばいて約37ドルという計算例が載っている。価格は使ったぶんだけで、モデルによって5倍の差がある。月額いくらの世界ではない。
エージェントは、文章を返すだけでなく、検索したりファイルを書き換えたりブラウザを操作したりできるAIのこと。提供元の資料に、1時間の作業で合計約0.705ドルという計算例が載っている。
EUで始まった義務と、国内の補助金の名称変更
2026年8月2日、EUでAI Actの透明性規則の適用と執行が始まった。人と話しているように見えるAIは、人ではないと伝える必要がある。AIが作った・変えた画像や音声には、機械が読める印が要る。日本の会社に届くかどうかは適用範囲の条文次第で、この記事では確かめていない。
「IT導入補助金」は令和7年度補正から「デジタル化・AI導入補助金」に名称が変わった。ただし事業を定義している一文は「AIを含むITツール」の導入支援で、「AIであること」ではない。3次締切は申請5,913者に対し採択2,601者。
屋号は MORVEN(モーヴェン)。地方の中小企業向けに、業務の実測と改善を行っています。法人設立前のため、法人名の記載はありません。連絡先は info@morven.jp です。
現場の判断は人に残します。測る前に、売上増加や作業時間削減を保証しません。許可を得ていない個人情報、機密情報、第三者データを使いません。対象と上限を決めずに、大規模な開発や基幹システムの刷新を始めません。
どの作業から測ればよいか分からない段階で結構です。いまの進め方を伺って、測る対象を一緒に決めるところから始めます。
いま時間がかかっている作業を、1つだけ教えてください。うまく書けなくて構いません。「報告書の作成に毎回半日かかる」で十分です。
3営業日以内に、担当がメールでお返事します。
メールでも受け付けています。info@morven.jp